2024年1-3月期の株式市場は、昨年10-12月期に続き、好調に推移しました。米国株式はの1-3月パフォーマンスは10.2%となり、過去1年では29.8%となりました。好調な企業収益と、利下げ期待が後退したことが要因としてあげられます。
出所:Morningstar
債券市場では、2024年初めには今年3-5回の利下げが行われると予想されていましたが、最近の予想の中心は3回で6月に始まるというものです。連邦準備預金の実効金利は引き続き5.3%です。
そのような中、10年債金利は3.9%から4.2%に上昇し、米国コア債券(米国国債、投資適格社債などで構成)は-0.8%、米国国債は-0.9%下落しました。
3月末の債券金利は2年債4.6%、5年債4.2%で、引き続き逆イールドとなっており、将来的な短期金利の低下が織り込まれています。